消防士の初任給はいくらか?
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消防官採用試験に合格して、消防士になると初任給がいくらくらいもらえるものなのか気になる人も多いのではないでしょうか?実際の給与明細を見せるのが一番わかりやすいと思いますが、それはあまりにも品がないと思いますので、おおよその額を紹介したいと思います。
東京消防庁の平成25年度の募集要項には給与について以下のように記載されています。
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T類(大卒程度)採用者 |
U類(短大卒程度)採用者 |
V類(高卒程度)採用者 |
給 与 |
約 247,000 円 |
約 227,000 円 |
約 208,000 円 |
期末・勤勉手当 |
約 830,000 円 |
約 760,000 円 |
約 700,000 円 |
ここで記載されている、給与とは1ヶ月に支給される基本の給料(地域手当を含む)の額です。期末・勤勉手当というのはいわゆるボーナスなどの1年間の総額のことを指しています。この額を見て「結構多いじゃん!」、「意外と少ないな・・・」など思う方もいると思いますが、このほかにも諸手当が加算されるため実際の給与支給額はこの額より多くなります。
諸手当とは、住宅手当、通勤手当、扶養手当などがあります。この他に、消防署へ配属になって消防車や救急車で現場に出場(出動)すると出場手当、危険手当、救急(処置)手当など他にも様々な種類の手当てが付きます。また仮眠時間など夜間に出場した場合は深夜特殊業務手当なども支給されます。
銀行にはいくら振り込まれるのか?
上に書いた給与というのは、あくまで支給額です。手当が付くので上記の金額よりは多くもらえると書きましたが、実際に手元に来る時には、税金や健康保険料、その他の諸経費などが引かれます。特に税金は、所得税や住民税などが引かれることになります。
では、例として東京消防庁のU類採用者(短大卒程度)の初任給(手取り額)はいくらになるのでしょうか。
基本給と地域手当で約220,0000円
税金や保険料、諸経費(寮の食費など)で約40,000〜50,000円ほど給与から引かれるので
支給額(手取り)は ¥170,000 くらい
保険料などは人によって変わってくると思いますので、おおよそ短大卒程度でこれくらいの手取り給与になります。大卒、高卒の方もこれの額に照らし合わせて想像するとどれくらいもらえるのかイメージできると思います。
給与に関しては、東京消防庁の支給額は全国の他の消防本部に比べると少し高めに設定されていると思います。東京以外の方もそれぞれの募集要項などに記載されている基本給の支給額から大体の額をイメージ出来るのではないでしょうか。
上にも書きましたが、これはあくまで消防学校在校時の給料ですので、消防署に配属になれば諸手当が加算されるため、これよりはるかに多い額が支給されることになります。消防署配属後の給与については、また別のページで紹介したいと思います。
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