捨て教科(科目)とは?
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ここで言う捨て教科(科目)とは、試験までにあまり勉強をせず当日は勘で解答を行う教科のことを示します。これはあくまで最終手段ですので、基本的にはしっかりと勉強することをおすすめします。
試験当日までにあまり時間がない場合や、どうしても苦手な教科がある場合などは捨て教科を決めざるを得ない場合があります。では、どんな教科を思い切って捨てるのが良いのでしょうか? 時間が十分にある場合は、捨て教科を設定する必要はありませんが、状況によっては潔く捨て教科をあらかじめ決めていたほうが合格の可能性を広げられるかもしれません。
捨て教科の選び方
捨て教科を決める際には必ず過去問を分析してください。ホームページで公開されているものや書籍として販売している過去問を入手して、受験予定の自治体では毎年どの教科がどれくらいの割合で出題されているかを正しく把握しましょう。自治体によって各科目の出題頻度はさまざまですが、数的処理や文章理解、社会科学などはほとんどの自治体で全問題数に占める出題数が多い傾向にあります。
ですので、これらの数的処理や文章理解、社会科学などの分野は苦手だからといって捨て教科にすることは非常に危険です。この3教科はどんなに苦手でも絶対に勉強してください!
捨て教科として狙い目なのは、全問題数に占める割合が少ない教科です。またその中でも出題範囲が広い(勉強量が必要な)教科です。代表例としては、人文科学や自然科学などです。自治体によっては毎年数問しか出題されない場合も多く、必要な勉強量の割りに得点率が低いです。人文科学は歴史や思想など暗記しなければいけない内容が膨大で絶対的な勉強時間が必要になります。自然科学については、数学、物理、化学、生物などを含んでおり幅広い知識と応用力が求められる教科です。
広い範囲が出題される公務員試験を突破するためには、より多く得点できる教科を優先的かつ重点的に行い、限られた時間で効率的に得点力を伸ばすことが最も重要です。
捨て教科のメリット
勉強時間を節約できる
捨て教科を作ることで、勉強の範囲をしぼることが出来るため必要な教科に十分な勉強時間を確保することが出来ます。出題数の多い教科に勉強時間を費やすことが出来るため、短期的には得点力アップにつながります。
試験時間の節約になる
最初から捨て教科に決めていますので、その教科が出題されたら問題を見た瞬間に勘で解答することができます。公務員試験の多くは問題数が多く試験時間が足りません。ムダに試験時間を使うことなく、他の自分が解ける問題に時間を配分することが出来ますので、落ち着いてじっくりと問題に取り組むことが出来ます。
意外と得点の可能性は高い
マークシートや記号式の自治体が多いため、無勉強でも5者択一で20%、4者択一だと25%の確率で正解します。考え方によっては、勉強せずにこの確率はかなりの高確率といえます・・・。
捨て教科のリスク
年度によっては出題傾向が変わる可能性がある
過去問題で毎年出題頻度の少ない教科があったとしても、出題年度によっては各教科の出題割合が大きく変更される場合があります。この可能性は極めて少ないと思いますが、あり得ないこともないのでないので注意が必要です。出題される全体の問題数や試験方法が変更される場合は各自治体のホームページなど変更点がに掲載される場合がありますので、定期的に必ず確認するようにしましょう。
その他の教科が出来なかったら不合格確定
捨て科目を設定する受験生には他の教科(数的処理、文章理解、社会科学)などの勉強の到達度が低い受験生も多いと思われます。受験生によって、自分が思う「勉強した。」という到達度は異なります。自分が勉強したと思っていても、全体から見ると全く出来ていない可能性(本人は気づいていない)があり本試験でメインの教科もあまり出来ず、捨て科目も不正解で得点が伸びず不合格となる可能性があります。
そうならないためには公務員模試(消防官)などを活用して、必ず自分の実力や受験生全体での自分の学力の位置を把握しておくことが大切です。
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